「5年後の自分が見えない」と思ったら考える 長く働ける仕事の条件とは?

様々な年代の女性グループ

就職・転職を考える際に、仕事や職場選びで重要視するポイントは何でしょうか。やりがいがある仕事、働きやすい環境、ワークライフバランス、給与・待遇、子育てとの両立など。希望条件は、結婚・子育て・介護など新たなライフイベントが起こるたびに変わってくるものです。

とりわけ派遣社員やアルバイト、短時間パートで働く人のなかには、「長く働ける仕事がしたい」と考える人が多いようです。毎日働いている中で、5年後の自分を想像できずに不安になっている人もいるでしょう。ずっと続けられる仕事があれば良いと思っている人もいるかもしれません。

運良くずっと続けられそうな仕事に出会えることもありますが、偶然ではなく自分から見つけるためには、仕事や求人をチェックする際に、どこに着目すべきかを先に知っておく必要があります。

今回は、将来を考えて自分に合う仕事を見つけたいという人に向けて、「長く働ける仕事の条件」を紹介します。今のままでいいのか?転職したほうがいいのではないか?と、考える機会が多い人は、ぜひ参考にしてください。

就職・転職における仕事と求人のチェックポイント

最初に、就職・転職を検討するときのチェックポイントを紹介します。自分にあった仕事や希望に合った求人にたどり着くためには、「絶対に譲れない条件」「できれば叶えたい条件」を切り分けて、明確にするところから始めましょう。

見るべきポイントは5つです。「企業情報」「職種・仕事内容」「給与・待遇・福利厚生」「働き方、勤務する時間帯、休日」「各種制度」。転職活動の経験がない人や、派遣社員として働いていた人が、意外と見落としがちなのは「どんな会社・組織なのか」というポイントです。

オフィスの雰囲気になじめるかどうか、良い人間関係を築けるかを見極めるためには、会社が大事にしていることや、注力している事業・サービスなどをチェックしておきましょう。いま現在の取り組みや、将来において実現したいと考えていること、働いている社員の声に触れると、自分に合う会社なのかが見えてきます。

職種や仕事内容は、書かれていることを理解するだけでなく、「今の自分の経験で、スムーズにできそうか」「将来、やりたいと思える仕事か」といった観点も、忘れずに確認するようにしましょう。給与や待遇も同じように、入社直後の条件だけでなく、この仕事を続けていったらどうなるかもチェックしておきましょう。

働き方については、フルタイムで勤務するか、柔軟な働き方(例えば、週5日以下や短時間勤務などのシフト制)を選ぶかで変わってきます。フルタイムなら残業の有無や時間、休日に関する情報は、必ず確認しておきたいポイントです。シフト勤務なら、「週に何日働くのか」「希望通りに働けるか」「シフトはどのくらい前に決まるのか」「変更できるか」といったことを押さえておきましょう。

また、正社員をめざす人は、転勤や異動の有無も大事なチェックポイントです。企業情報や求人情報でわからないことがあれば、求人にエントリーする前に問い合わせるか、面接の際に必ず確認しましょう。

長く働ける仕事の条件とは?

ここからは、長く働ける条件について紹介します。ずっと働ける仕事や職場を選ぶうえで、最も重要なポイントは、「年齢、キャリア、ライフスタイルが変化しても、続けられるのか」です。業務を通じて身につけた知識や経験を活かしやすい仕事、年齢を重ねることがマイナスにならない仕事、働き方を選べる仕事は、希望に合った仕事ではなくなるリスクが低いです。また、ライフステージの変化に対応しやすいといえます。

以下に「長く働ける条件」を挙げてみました。すべてを満たす必要はありません。気になるポイントを押さえて、今後の仕事を検討するための参考にしてください。

・AIが得意としない業務

オックスフォード大学などの調査によると、今後10〜20年間で約半数の仕事が消える可能性があるといわれています。これはAIの発達により、人間が行っていた仕事がAIによって取って代わられることを意味しています。そのため、同じ仕事をずっと続けたいなら、AIが得意としない職種・業務を選ぶというのもポイントです。

AIが発達しても人間が必要とされる仕事は、ゼロからものを作る仕事、人が対応しないと進まない仕事です。どの職種でも部分的にAIが活用されることはありますが、音楽や演劇などのエンターテイメント、人の命を預かる医療関係、人をケアする介護職、説得や交渉をする営業、人を育てる教師・保育士などは、全てがAIに代わることは難しいのではないでしょうか。

・将来性がある業界

いわゆる成長業界、将来性があるといわれる業界のほうが、求人も多くライフスタイルが変わっても同じ業界で新しい仕事を探しやすいでしょう。「将来性」といわれても、どこに注目すれば良いか分からないという人も多いのではないでしょうか。

先々も安定して求人がありそうな業界や職種を選びたい人は、「変化・進化がある業界」「利用者が増えそうなサービス」「世の中が変わっても必要とされるもの」といった観点で、企業や仕事を見てみましょう。

近年、成長するといわれている業界として、技術の進化が著しいIT・システム系。高齢化によってニーズが高まっている医療・介護・ヘルスケア関連。コロナ禍をきっかけにニーズが急増したECやデリバリーサービス、配送や問い合わせの増加に対応する物流、コールセンターなどが挙げられます。

これらに加えて、環境問題を改善する業界・サービスとして、不要になったものを使いたい人に届けるリサイクル・リユース業や、IT技術によって生産性が高まっている農業も注目されています。

興味がある業界にどんなサービスがあるか、その業界のTOP企業がどんな取り組みを行っているかを調べてみると、仕事や求人を絞り込む際のヒントを発見できるでしょう。

・年齢を重ねても続けやすい

体力が必要な仕事を長く働き続けると、つらくなってきます。飲食・販売などの立ち仕事や、体を動かす工場勤務、外回りの営業などの仕事を続けてきた人の中には、「体力的に限界を感じる。座って働けるオフィスワークに転身しようか迷っている」という人もいるはずです。

技術の進化が速いIT・インターネット関連や、トレンドの移り変わりが激しいファッション業界、若い世代が顧客となるウェディングやイベントなども、年齢とともに限界を感じやすい業界といえます。

体力に自信がない人、立ち仕事に苦手意識がある人は、座って働けるオフィスワークや、通勤のない在宅でできる仕事のほうが、不安なく働き続けられるのではないでしょうか。

もうひとつ、年齢を重ねても続けやすい仕事を選ぶ視点として、「すでに中高年齢層の採用に積極的な業界・企業」があります。年配の利用者が多いサービスや、技術・知識よりもコミュニケーション力を重視する仕事は、社会人としての経験を評価する傾向があるようです。

好きなこと・やりがいがあることだけにこだわらず、自分が得意なことや、経験を活かして続けやすい仕事を選ぶという考え方も、今後の仕事・キャリアの選択肢になるでしょう。

・経験を積んでキャリアアップできる

「長く働ける仕事をしたい」と考える人の中には、単調で勤務条件や給与が変わらない仕事に行き詰まりを感じている人も多いようです。経験を重ねるうちに、知識やノウハウが身に付き、キャリアアップやステップアップができる仕事は、モチベーションを維持しやすく、続けやすいと言えます。

仕事にやりがいや評価を求める人は、企業や求人の詳細を確認する際に、キャリアステップや評価制度、昇給や昇進などの条件に、納得感があるかもチェックしたほうがいいでしょう。

キャリステップの例でいえば、コールセンターや販売職ならスーパーバイザー、店長・拠点長、エリアマネージャー。システムエンジニアは、リーダーからプロジェクトマネージャー。介護職は施設長、ケアマネジャーなどのキャリアステップがあります。また、やりがいや評価にこだわる人や、いずれは管理職として活躍したい人は、将来像をイメージして仕事を選ぶようにしましょう。

IT業界の専門職、販売職や介護職は、技術や実務経験の証明になる資格や検定が多い仕事でもあります。キャリアアップしたい人は、「いつまでにこういう経験を積んで、資格取得にチャレンジする」といった、具体的な目標を立てるとモチベーションが高まります。興味がある業界や仕事の関連資格を調べてみると、やりたいことや目指す将来がより明確になるかもしれません。

・働き方を変えられる

子育てや介護などの、ライフイベントを視野に入れると、「ライフスタイルの変化に合わせた柔軟な働き方が用意されているか」も、重要なポイントです。フレックスタイム制や時短勤務、週休3日制などを利用できる職場なら、子育てや介護の状況に合わせて、理想の働き方選択できます。

仕事探しの際は、その企業で、どんな人が活躍しているかもチェックしておきましょう。すでにライフサイクルに合わせた柔軟な働き方で活躍している人がいる職場なら、安心して働けるのではないでしょうか。

最近は、テレワーク・リモートワークを導入している企業も多いです。正社員・契約社員・派遣社員という雇用形態ではなく、業務委託やフリーランスという形で働く人が増えてきています。最大のメリットは、勤務時間や場所に縛られずに働けることです。

家族のための時間を確保したい人、ワークライフバランスを重視したい人は、働き方の選択肢が多い仕事に注目してみてはいかがでしょうか。正社員や派遣社員の求人が載っているサイトの他に、フリーランスのためのマッチングサイトをチェックしてみると、実際にどんな仕事があるか、どのくらい収入を得られるかが具体的につかめます。

今すぐテレワークやフリーランスでなくても、将来のことも視野に入れて情報を集めておくと、仕事や求人を選ぶ際の選択肢が増える可能性があります。

トランスコスモスでは多様な働き方ができます!

ここからは、長く続けられる仕事のひとつとして、トランスコスモスのコールセンター・コンタクトセンターについて紹介します。コールセンターのテレフォンオペレーターも、実はライフスタイルの変化に合わせた働き方を選べる仕事です。

トランスコスモスのコンタクトセンターは、全国各地に勤務地があり、働き方を相談できるのも特徴のひとつです。女性の出産はもちろん、男女を問わない育児、介護、別の場所への移住など、人生の転機を迎えて勤務地や働く時間帯を変えたメンバーが長く活躍しています。

※トランスコスモスの持続可能な働き方はこちら

キャリアアップを目指す人のために、契約社員から正社員になれるチャンスがあります。全国にあるコンタクトセンターには、キャリアアップ志向の社員から、ワークライフバランス重視の契約社員まで、多様なメンバーが在籍しており、それぞれの希望に合った働き方を実現しています。

近年は、在宅勤務の仕事も増えており、働きやすさが広がっています。お客様対応の際に、わからないことがあったときは、チャットで上司や先輩のオペレーターとコミュニケーションを取れるなど、孤独感やストレスがない環境になっています。

※在宅コンタクトセンターの動画はこちら

営業職や販売職、PCを扱う業務に携わっていた人は、経験を活かして働くことができます。コールセンター未経験でも、実際の対応を行う前の研修が充実しているため、戸惑うことなく仕事を始められます。

コールセンターのテレフォンオペレーターは、長く働ける仕事であると同時に、業務を通じて身につけたコミュニケーションスキルを、別の仕事で活かすこともできます。担当する業界のサービスに関する知識も身に付くので、将来の選択肢が広がる仕事ともいえるでしょう。

トランスコスモスで一緒に働いてみませんか?

コールセンター・コンタクトセンターは、将来性がありワークライフバランスも保てます。また、長く続けられる仕事のひとつです。最近は電話だけでなく、メールやチャットなどでもお問い合わせにも対応。AIの導入が進む業界ではあるものの、人でしかできない柔軟な対応や、お客様に合わせたコミュニケーションが必要とされる仕事です。

コロナ禍をきっかけとして、ネット上だけで対応を完結させる、仕組みづくりをする企業が増えています。一方で、ネットのみで解決することが難しいお問い合わせに、適切に対応できる、コールセンター・コンタクトセンターのニーズは高まっています。長く働きたい方、コミュニケーションスキルを活かしてキャリアアップしたい方、ゆくゆくは在宅で働きたい方は、ぜひトランスコスモスのコンタクトセンターと求人もチェックしてみてください。

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