向いている仕事・がんばれる仕事ってなに? 好き・得意・長所で考えてみよう!

好きなことを仕事にしたい、自分に向いている仕事を見つけたい…そんな思いがありながら、コレといった仕事に出会えていない人は多いのではないでしょうか。アレコレ考えているうちに、「好きなことが仕事になるとは思えない」「好きなことと得意なことは違うのでは?」などと、うまく整理できずに悩んでしまう人もいるでしょう。

好きなこと、得意なこと、長所などは、「自分に合う仕事」「向いている仕事」は何だろうと考えるときに、よく出てくる言葉ですが、これらは同じほうを向いているようで、実は違います。今回は、自分に向いていると思える仕事や、がんばれる仕事を見つけるために整理しておきたいポイントについて解説します。

「好き」と「得意」はどう違う?

仕事や求人を探しているときに、「好き」「得意」という表現を使う人が多いようです。普段は、その意味についてあまり考えずに使いそうな2つの言葉は、どこが違うのでしょうか。

「好き」というのは、自分が興味を持てること、おもしろいと感じること。「得意」は、他の人と比べてもできると思えることです。また、得意には2通りあります。ひとつは、「自然にできるので自信があり得意なこと」。もうひとつは、「経験があって慣れているので得意なこと」です。

たとえば「ファッションは好きだけど、人に勧めるのは苦手」。「パソコンを操作するのは好きだけど、WordやExcelは経験がないのでうまく使えない」という人もいるでしょう。好きなことを仕事にできるかどうかを考える際に、最初に整理したいのはここです。

好きなことなら、今は苦手でもがんばれるという人は、経験を積んでいくと「好き=得意」になるかもしれません。しかし、好きなことでも、できないとストレスが溜まるという人は、得意なことを重視したほうがいいでしょう。

「得意」と「長所」はどう違う?

得意なことと長所も、似ているようで違うような言葉です。得意なことは、「自然にできること」と、「経験を積んで出来るようになったこと」。自然に人よりもできることは、なぜできるのでしょうか。

これは、あなたの長所を活用してできるからでしょう。たとえば「思いやりがある」「計画性がある」「好奇心が旺盛」は長所であっても、得意なことではありません。思いやりがあり、さらに一歩進んで自然と「人の気持ちを考えて行動できる」…となると初めて「得意」といえます。

つまり長所は、「得意なことのベースとなる性格・資質」なのです。「単調な仕事でも長時間集中できる」「いろいろな人と話しながら、調整して答えを出せる」など、自分の長所を整理してから、「得意なことにできるか」「好きなことに結び付くか」を考えるといいでしょう。

得意かどうかは、やってみないとわからない

学習や仕事を通じて、「苦手だと思っていたことができるようになった」という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。最初は難しそうと思ったことでも、長く続けることによって技術や知識が身について、できるようになることもあります。

得意なことというと、「自然にできること」と思いがちですが、「経験を積んでできるようになったこと」もあるはずです。未経験の仕事で、今すぐできるイメージがなくても、「苦手・得意じゃない」と思い込まずに、自分の長所と合っているか考えてみましょう。

パソコン関連や営業、接客など、基本的な知識がないとできない仕事は、チャレンジする前からできるイメージや得意だと思える人は少ないでしょう。やってみなければ、得意か苦手か分からないことも多いため、興味がある仕事はしっかり調べたうえで、判断するようにしてください。

うれしかった体験、嫌だったことを書き出してみる

ここまでの話を、整理します。自然にできる得意なことは、長所を活かせるので、向いている仕事になりそうです。あるいは自然にできなくても、長所と合っている仕事なら、経験を積めば得意になる可能性が高いといえるでしょう。

つまり、最初に整理するべきは「長所」です。たとえば、こんなことをしてみてはいかがでしょうか。今までの部活動や勉強、アルバイト、仕事、人づきあいの経験のなかで、うまくいったこと、達成感や喜びを感じたこと、頑張ったけどできなかったこと、嫌な気持ちになったことを書き出してみます。

「コツコツやっていたことを褒められてうれしかった」「すごいね!と言われてやる気になった」「単調な作業でストレスが溜まった」「覚えることが多くて大変だった」「考えないといけない仕事だけど、考えることが苦手だった」など、書き出してみると、うまくいったことと、喜びを感じたことのなかに長所を見出すヒントがあり、できなかったことや嫌だったことは短所と結びついていることが多いのではないでしょうか。

長所・短所を整理したうえで、「自然にできること」を重ね合わせると、「向いている仕事」が明確になります。得意じゃないことでも、「好きなこと」「興味があること」であれば、経験を積めば得意にできそうなこと、すなわち「がんばれる仕事」になる可能性があります。

長所、得意、好きの順番に整理していくと、「向いてそう」「がんばってみたい」が見えてくるというわけです。

「話すのが苦手だった」という人がコンタクトセンターで活躍中

ここからは、トランスコスモスのコンタクトセンターのお話です。コンタクトセンターやコールセンターは、「コミュニケーション力が必要」といわれますが、活躍しているメンバーは、実は最初から話すのが得意だった人たちだけではありません。

トランスコスモスのコンタクトセンターにも、「もともとは人見知り」「最初は電話でうまく話せるか不安だった」というメンバーが大勢います。それでも、経験を重ねるうちに「向いている仕事に出会えた」といえるようになったのは、「人の気持ちを考えられる」「学習意欲がある」といった長所があったからでしょう。

なかには、お客様とどう話せばいいか、工夫しているうちにコミュニケーションが得意になったという人もいます。人と話すのが苦手という人は、工夫して伝えたら理解してもらえたという成功体験がないだけかもしれません。

改善しようとする人、誰かに喜ばれたい人に向いている仕事

コミュニケーションが得意と思ったことがなくても、「簡単に諦めず良い人のマネをするなど、自分なりに工夫をする」、「自分の短所を受け入れて学び、前向きに改善しようとする」といった長所がある人。「人に喜ばれるのが好き」、「ありがとうと言われることが嬉しい」という人は、コンタクトセンターやコールセンターで活躍できる可能性があります。

電話応対の経験を積んでいくうちに、苦手と思い込んでいたことが上手くできるようになった人がたくさんいます。「チャレンジしてみたい」「迷っているので話を聞いてみたい」という人は、トランスコスモスの問い合わせ窓口に気軽にご連絡ください。

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